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放射能疾患へのハーブと自然療法

2013.02.15 06:11|原発・放射能・原子力
ホーリーバジルprojectさんより転載


放射能疾患へのハーブと自然療法


プラシャーンティ・ド・イェーガー(Prashanti de Jager)
イェーガーは、1960年以来、ほとんどの時間をインドの教師たちとともに、
ヴェーダの科学の研究と実践についやしてきた。
現CAAM 委員、およびリシケーシ・アーユルヴェーダ・カレッジのスタッフ。
また、生薬会社オーガニック・インディアの共同設立者であり、
著述家、研究者、多くの関連企業のコンサルタントをつとめる。

放射能疾患へのハーブと自然療法/英文
http://www.mandalamuseum.com/Mandala&Ayurveda/LOAJ_Radiation_and_Herbs_by_Prashanti_article_pub.pdf



■放射線の種類

(図1)
Baidu IME_2013-2-6_14-1-17


放射線の健康にたいする影響、とくに慢性疾患について明らかにすることが、本稿の目的である。
放射線はさまざまな方法で分類される。たとえば、ROYGBIVモデルの可視スペクトルにおける色にもとづく分類などが知られているが、本稿では、

◦イオン化放射線
◦非イオン化放射線

という分類を採用することにしよう。

イオン化とは、簡単にいえば、分子(原子あるいは原子団)の突然変異である。
電磁波や熱などのエネルギーを受けた分子は、外軌道の電子を「弾き出され」たり、逆に外から電子を「ねじ込まれ」て、「荷電《チャージ》された」粒子、すなわちイオンと化す。そして、なんらかの力——放射線、電気、化学的エネルギーなど——を帯びるようになる。
イオンは、隣接する分子に変化を引き起こす。健康に有益な、好《よ》き変化もないではない。が、通常は、生体分子を破壊したり、われわれのDNA構造を狂わせてしまう悪しき反応、災害となってあらわれる。しばしば「活性酸素」(reactive oxygen species:ROS)と呼ばれるイオンは、老化や癌などの疾病の原因となる。

図1は、イオン化放射線と非イオン化放射線の違いをしめしたものだ。
低周波の非イオン化放射線は、日光にも含まれているし、電子レンジ、ラジオ電波、携帯電話、コードレスホン、ワイファイ(無線LAN)、送電線からも検出される。
非イオン放射線は、細胞やDNAにただちに悪影響をおよぼすことはないが、長時間それに曝されることは危険である。高電圧線の近くで暮らす人びと、特に子どもたちの白血病の発症率が、通常の2倍ほどもあるという統計もある。

イオン化放射線の恐ろしさは、DNA損傷にくわえて、活性酸素となるイオンを生みだすことだ。
活性酸素は、細胞壁の材料となる「脂質」にダメージを与える「過酸化脂質」をつくり、生理系統に異常を引き起こす。これは、皮膚細胞、血球(したがって白血病)、免疫細胞(じっさいには「血液」細胞として理解される)、消化器系細胞などといった、分裂の早い細胞からなる組織には、とくに云えることである。じじつ、過量の放射線にさらされて起こる放射線病の最初の一撃は、急速に細胞分割するこれらの組織に集中することが多い。

■放射線はほんとうに危険なのか?

しかし、じつのところ、われわれはつねにイオン化放射線にさらされている、ということも頭に入れておいていただきたい。大地からはラドンの放射を受け、空からは宇宙線が降りそそぐ。バナナも放射線を含んでいる。
そう、バナナも、だ。じっさい、放射能測定の指標のひとつが「バナナ等価線量」(Banana Equivalent Dose:BED)である。信じられない、というのであれば、カリウムが少量ながら放射性同位体を含有し、バナナには大量のカリウムが含まれている、ということを知っていただければよい。アメリカの港では、船積みする貨物に核兵器が隠されていないかどうかを調べるために放射線センサーが当てられるが、バナナの束がひっかかってしまう、という。

つまり、われわれは、つねにイオン化放射線にまみれて暮らしている。あなたは今、パニックを起こし、すべてのバナナに「放射線警告」のラベルを付けることを要求するか、それとも野生のハーブを摘みにピクニックに出かけるか、の選択に迫られている。低レベルの放射線を受けても問題はない。健康的とさえいえる。そう、健康的——。
こんなことを云うと、あなたは私のことを、どこぞの政府か東京電力の回し者ではないか、と疑われるかもしれない。が、私はそんなことで怒りはしない。

福島原発事故の後の数週間、インターネットは、
「放射線は、わずかな量でも危険だ。癌を引き起こす可能性がある」
といった書き込みにあふれた。だが、私にいわせれば、
「われわれが呼吸している汚染された空気は発癌性だ。だから、呼吸は癌を引き起こす危険がある」
というのと同様の極端な意見だ。

低レベルのイオン化放射線は、 ほんとうに健康的といえるのか?
そう。あるいは、心身が適応能力を有しているかぎり、そうである、といいたい。
インターネットからでも簡単に入手することのできる「放射線ホルメシス」(Radiation Hormesis)とよばれる研究報告がある。何百もの文書からなるもので、それらは、低濃度のイオン化放射線を長期間受けることにより——
「DNA損傷の量を減少させることが可能である」
「放射線に対する順応を高め、いつ襲いかかってくるやも知れぬ高濃度放射線から人体を保護する」
という。

このことから、DNAには、活性的ではない、「イオン化が付加」されていない放射線から生体を保護し、組織を修復するメカニズムがリザーブされている、という仮説を導きだすことができる。「付加」は、この惑星に籍を置くあらゆるものが過去40億年のあいだに経験してきた自然現象としてのイオン化放射線以外のそれを意味するものである。

とまれ、低レベルの放射線は、生体にDNAを保護し修復するよう警告を発する。ワクチンのようなものだ。それによって、われわれの身体にそなわった知恵は、放射線からDNAを容易に守ることができる。さらに、放射線以外の要因による損傷の修復も効率的なものになる。この順応的な反応は、
——身体は、放射線から自身を守り、かつ放射線から受けた細胞やDNAの損傷を修復するための生得のメカニズムを有しているという事実にもとづくものである。

おそらく食物に大きく依存しているであろうこの自動修復メカニズムは、その作用を促進してやることで、より効果的なものになる。したがって、放射線ホルメシス(好反応)効果やミトリダート法の放射線相当物をうまく利用し、おのれを環境に順応させることが、生き残るだけでなく、繁栄するためのキーとなる。

私は、個人的には、適応こそが健康を保証するもっとも有効な戦略である、と感じている。
放射線と健康というテーマについては、国際的な科学雑誌に掲載された何百もの記事のひとつではあるが、英国のウォールらによるすぐれた論評がある。

■真に恐ろしきものは?

私は放射線の恐ろしさをよくわきまえているつもりだ。そのうえで、断言したい。
その恐怖はすべて、アーユルヴェーダにいう「不可視なるもの《アドリシュタ》」※に由来しているのだ、と。

※adṛṣṭa:医をふくむヴェーダの科学者の目標のひとつは、
アドリシュタを観る能力を育むことである、といえよう。

人は、明らかなものよりも、未知なるもの、暗黒、神秘、そしてアドリシュタ——見られざるもの——をより恐れる傾向がある。
イオン化放射線は、もちろん、大いに気にすべきだ。しかし、われわれの健康を脅かすものは、日々の行い(ディナチャリヤー)や心のありかたを含めて、ほかにもいろいろある。われわれのDNAと細胞構造は、突き詰めれば、以下の事柄によってダメージを受ける、ということを理解していただきたい。

◦恐れや怒りなどといった感情的ストレス
◦タバコ、殺虫剤、劣化した食物などによって引き起こされる化学的ストレス
◦過度の雑音などのような環境的ストレス

DNA損傷の原因が、これらによるものか、放射線によるものか、最終的には判別不能である。ゆえに、放射線を恐れることによって生じるストレスは、放射線のストレスそれ自体よりも、はるかに有害なものとなり得る。じじつ、放射線は環境的ストレスである。
したがって、健康に向けての第一歩は、生活のすべての面で経験するストレスの量を、できるだけ少なくすることだ。

■頼もしきDNA

次の一歩は、抗ストレス性生薬たち——ストレスを緩和し、われわれの心身を環境に適応させやすくしてくれる植物たちの支援を得ることだ。トゥルシー、アシュワガンダー、トリパラー、アーマラー、ターメリック、ブラーフミー、グドゥーチー、霊芝、アストラガルス(ゲンゲ属)、シザンドラ、シャターヴァリーなどが、そうである。
DNAが痛い目にあえば、この身もすぐに酷いことになりはしまいか——と恐れることも、大問題である。たしかに、DNA損傷は破滅をもたらす。

しかし、真実をいえば、DNAは、毎日々々、毎秒々々、あなたがこれを読んでいるこの瞬間にも、大量に破壊されているのだ。が、その破壊と平行して、ほぼ同じ数のDNAが修復されている。われわれは、何百万年もかけて進化してきた。DNA修復にすぐれた種のみが生きながらえた。
DNA修復は、わがDNAの一部なのだ。

あなたは今、進化した種のメンバーして、この文を読んでいる——という事実は、あなたのDNAがDNA自体を辛抱づよく保護している、ということの確かな証しだ。それは、修復とあなたの環境への適応の両方を意味している。

あなたは、自分のDNAはDNA自体を修復できないかもしれないと脅えている——という事実は、あなたの細胞の知恵と植物の知恵は、人間としてのあなたの知恵よりずっと勝れていることを物語っている。じじつ、DNA は、毎瞬々々破壊されると同時に、主に「ヌクレオチド除去修復」(Nucleotide Exicision Repair:NER)とよばれる機構によって、毎瞬々々修復されてもいる。このプロセスは、問題の DNA のみならず一連のゲノムを修復する「ゲノム全体の修復」(Global Genome Repair:GGR)、もしくは実際に転写されたDNA鎖の修理のみに携わる「転写共役修復」(Transcription Coupled Repair:TCR)によって実現される。

リラックスし、ストレスをできるだけ少なくし、オーガニックで生命力旺盛な食物や生薬を意識的に摂り入れ※、呼吸し、そして愛することだ。そうすれば、あなたの体は、生薬の力も借りて、「その後」の人生をほぼ完全に成就するであろう。

※たとえば、ターメリックと、その有効成分テロメラーゼおよびトポイソメラーゼ は、
われわれを強く支援してくれる生薬のひとつだ。

では、放射線障害の場合の「その後」、すなわち——
イオン化放射線はいかにして有害になりえるか? 
また、それはいかにして完全に緩和されるか?

私は、正確な数値を入手していないが、放射線障害悪化の4つの「ステップ」のことは知っている。各ステップは対数比において減少する傾向があるのだ。

たとえば、最初のステップに1億の実例があるとする。健康被害を訴える者が1億人いる、ということだ。
それが、第二ステップでは、たった10万になる。
第三ステップでは100。
第四ステップでは1。
あるいは、同じような対数の割合で進行してゆく。

⑴ 損傷の修復:ダメージを受けたDNAは、身体にそなわったメカニズムと、抗酸化食物/生薬によって修復される。

⑵ アポトーシス※:抗酸化食物/生薬、栄養素の不足を含む多くの要因により、損傷したDNAが修復されないこともある。この場合、DNAの損傷は細胞によって検知される。これらの細胞はアポトーシス(プログラムされた死)に向かい、損傷したDNAは細胞とともに「死ぬ」。アポトーシスはあり得ることではあるが、適切な処置をすることによって回避できる。

※Apoptosis:多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、
個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、
管理・調節された細胞の自殺、すなわちプログラムされた細胞死のこと。

(3)小変異(Minor Mutations): アポトーシスはない。損傷したDNAは残存し、それにしたがい細胞分裂が起こる。多くの場合、細胞または組織、あるいは患者に著しい影響を与えることのない小変異に帰着する。おそらくは、良性変異とさえいえるものである。小変異はあり得ることではあるが、適切な処置をすることによって回避できる。

(4)大変異(Major Mutations):アポトーシスはない。損傷したDNAは残存し、それにしたがい細胞分裂が起こる。多くの場合、細胞または組織、あるいは患者に深刻なダメージを与える大変異に帰着する。これらの大変異は、複製と転写のエラーに結びつくことが多く、身体の不調、老化、癌や他の変異、機能障害を引き起こす。これもあり得ることではあるが、適切な処置をすることによって回避できる。


各ステップにおいて、われらを助けてくれる頼もしき生薬たちがいる。かれらは、DNA損傷をさまたげ、DNA修復を助け、機能的なアポトーシスを保証し、損傷したDNAが腫瘍を生むことを阻止し、腫瘍を縮小・破壊してくれる。生薬には、抗ストレス作用以外にも、放射線からわれわれを守ってくれる多数のメカニズムがある。
生薬がなぜ、それほどまでの力をもっているのだ?——あなたは首を傾げることだろう。
かれらは、——放射線からおのれ自身とDNAを保護する
ために、これらメカニズムを身につけている、というのが答えだ。

すでに述べたように、自然界の放射線量は、けっして少ないものではない。過去何百万年ものあいだ、身に浴びせられる放射線は今よりはるかに強かった。とくに何十回とくり返された極移動《ポールシフト》(自転軸の大幅な傾斜現象)のあいだは、宇宙線をさまたげてくれる地磁気のマントルも失われてしまうのだ。

われわれは、免疫を増強するために生薬を摂る。これは、植物の免疫システムを拝借していることにほかならない
たとえば、ターメリックには抗菌作用がある。この植物は、しばしば不浄な、菌類がうようよいる土壌で成長する。生き残るためには、抗菌力を持たざるを得なかったのである。

同じ方法で、われわれは放射線から身を守るために、植物の放射線から身を守る能力を拝借する。
人間と植物は、われわれが考えているほどに違いはない。ともに意識を持った生類だ※。ともに大量のDNAを共有している。

あなたは、身体を増強するために、植物を摂取する。それは、健康のために、動物の分泌腺から抽出したホルモン剤を摂取する人々の行為となんら変わるものではない。たとえば、レスベラトロールをはじめとする多くのポリフェノールは、植物が紫外線や病原体や傷のストレスからおのれの身を守るための防衛反応であることが確認された。
アーユルヴェーダや他の伝統的な医療は、少なくとも1万年の経験にもとづくものだ。

※植物は本当に意識を有しているのか——と疑問もいだくのであれば、ウパニシャッドや
ノーベル賞を授賞したシュリー・ジャガディーシュ・チャンドラ・ボース(物理学者、作家)の
作品を読んでみるがいい。

■生薬の放射線防護メカニズム

金属キレート化← →DNAタンパク質の保護・増強、
損傷したDNAの修復および回復← クロマチン圧縮を誘導
抗炎作用←     →過酸化脂質を縮小、酸化タンパク質の還元
反応的酸化物の発生を削減← → 細胞増殖を増強ないしは標準化
低酸素誘導← →グルタチオンなどの酸化防止物質の増強。
細胞周期抑止の誘導← →遊離基のスカビンジング
               ↓
         細胞質とミトコンドリア膜の安定化
    図2:生薬の放射線防護メカニズム
(Source:John Wilet &Sons,Ltd.Phytother,Res.19,1-22(2005)



次のリストは、生薬がいかにしてイオン化放射線によるダメージとそれに関連する変成疾患からわれわれを守ってくれるかを、こんにちのバイオ科学の言語でつづったものである5。

⑴ 損傷したDNAの修復および回復。
⑵ 金属キレート化(活性酸素発生を最小化する)。
⑶ 抗炎作用。
⑷ 抗酸化作用。
⑸ 反応的酸化物発生の削減。
⑹ DNAタンパク質の保護・増強。
⑺ クロマチン圧縮の誘導。
⑻(細胞壁を腐食させる)過酸化脂質の縮小。
⑼ 酸化タンパク質の還元。
⑽ 細胞増殖の増強ないしは標準化。
⑾ グルタチオンのごとき内部成長的な酸化防止物質の増強。
⑿ 低酸素誘導(細胞の「呼吸」を改善)。
⒀ 遊離基の始末(スカビンジング)。
⒁ 細胞周期抑止の誘導。
⒂(細胞がなすべき)正常なアポトーシスの回復。
⒃ 細胞質とミトコンドリア膜の安定化。


この生薬の機能リストは、イオン化放射線症だけではなく、ほとんどの慢性病、変成疾患の治療と防止のガイダンスになりうるものである。
抗酸化作用は、ここでも重要な役割を果たしている。しかし、生薬の魅力は、ファンタジックなまでの抗酸化作用
※※だけではない。かれらはまるで義勇兵を募るかのように、内部成長的な抗酸化物質をはぐくむのだ。そうしたことは私の治療法のなかにもある。生薬は、本当に、

◦スーパーオキシド・ジスムターゼ(SOD)
◦カタラーゼ(CAT)
◦還元グルタチオン(GSH)
◦グルタチオン・ペルオキシダーゼ(GpX)

などの内部成長的な抗酸化物質+を増強・増殖させるのである。
このリストは、生薬がいかにして放射線による酸化ストレスからわれわれの身を守り、DNA保全を支えてくれているかを示すユニークなモデルである。

イオン化放射線とゲノムの不安定化した細胞の相互作用のあるところに、多くの生薬とその恩恵によってゲノムの安定化した同じ細胞の相互作用があり、つづいて総合的な健康がある。われわれは、人類の幸福な進化++を喜ぶべきであろう。わが身体が、酸化ストレスに対する予防メカニズム、修復メカニズム、物理的防衛、抗酸化防衛などなど、DNAと細胞の損傷にたいする防御メカニズムを豊富にそなえているのだから。

※※生薬の活性酸素除去作用の原理は、脂質にもとづくダートゥ/組織/ストートラを、
   水にもとづくダートゥ/組織/ストートラに変換させることにある。

+, ++これらの強い内部成長的な抗酸化作用は、
ダートゥ・アグニとヤクリト・アグニのシステムの一部と見なすことができる。

酵素の抗酸化防衛軍には、前述のSOD、CAT、GpXが含まれている。
非酵素の抗酸化軍は、アスコルビン酸(ビタミンC)、トコフェロール(ビタミンE)、カロテノイド、フラボノイドなどだ。

これらはわれわれの食事担当である。食卓に十分な生薬と新鮮な色※をした食物が並ぶとき、われわれは、みずからの心身が健康をはぐくみ維持することのできる素晴らしいツールの持ち主であることを実感するであろう。
われらが心身と生薬の、この環境をステージにしたダンスは、ヒトがホモ・サピエンスになる以前から、何千回もくり広げられてきたのだ。健康はそのダンスが保証してくれる。ダンスの知恵は、われらヒト族の知恵をはるかに凌駕するものである。

これらすべての、食物にもとづく内部成長的な抗酸化物質は、

◦酸化活性の縮小
◦酸化を促進する遊離基や金属複合体の始末
◦酸化酵素の消滅

を含む1つないしはそれ以上の方法によって作用する。
放射線が生み出したいくつかの遊離基《フリーラジカル》のなかでも、ヒドロキシル・ラジカル(OH)はもっとも強力な酸化物質である。幸いなことに、ヒドロキシル・ラジカルの始末にすぐれた生薬が豊富にある。ターメリック、トゥルシー、バコパ、ツボクサ、トリパラーなどだ。
以下は、放射線防衛の頼もしき仲間たちのリストである。

※その土地で穫れる新鮮な色をした食物のほとんどは、強い抗酸化作用を有している。
淡褐色の食物には淡褐色の抗酸化作用がある。

■素晴らしき生薬たち

○グルタチオン:グルタチオンはおそらく、肝臓においてもっとも重要な分子である。分子の核のなかでは、健全なDNAの修復と表現に必須のタンパク質スルフヒドリルが、レドックス状態で保持されている。ターメリック、トゥルシー、バコパ、また特にクトゥキー、ブーミ、プラルナヴァーといった「肝臓の生薬」は、グルタチオンを増加させる。

○フェノール:フェノールは、フェノール性水素原子が遊離基に作用することによって脂質、脂肪、タンパク質(RH)の酸化を妨げる。それらはOHを含む多くの活性酸素の除去にひじょうに勝れている。トリパラー、トゥルシー、ターメリックは、ポリフェノールを豊富に含有している。

○アルカロイド:多くのアルカロイドが、トポイソメラーゼ(2本鎖DNAの一方または両方を切断し再結合する酵素)を阻害したり、癌細胞の発育を抑制したりするなど、多様な生物学的《バイオロジカル》活動をしている。トポイソメラーゼの処理においては、ターメリックがとくに勝れている。

○カテキン:有力なポリフェノール・フラボノイドであるカテキンは、SODとカタラーゼの活動を増強する。それらはカカオ、紅茶、緑茶、アグリモニー(キンミズヒキ属の植物)などに多く含まれている。

○フラボノイド:ケルセチン、ケンフェロール、ゲニステイン、レスベラトロールなどのフラボノイドは、チロシン・キナーゼ(COX-2の遺伝子発現誘導酵素)を阻害することによって、COX-2を抑制する。トゥルシー、ターメリック、トリパラー、また ケイル(無結球キャベツ)、柑橘類、セロリは、豊富なポリフェノール・フラボノイドを含んでいる。

○ブラーフミー(Brāhmī,ツボクサ):ツボクサは、健康的な興奮作用や抗酸化作用を介して、放射線反応を縮小する。ツボクサの主要分子のひとつアジアティック・アシッドは、放射線によって引き起こされた活性酸素と過酸化脂質に強く反応し、これらを排除する。ブラーフミーは、いくつかのメカニズムによって、ガンマ線に冒された細胞を解毒する。

○アシュワガンダー(Aśvagandhā,セキトメホウズキ): アシュワガンダーの強い放射線保護能力は、ステロイドのラクトンなどによるものだろうが、アーユルヴェーダ的な表現をすると、それらはオージャス(活力源)を支えるアシュワガンダー自身の力の賜物である。アシュワガンダーは、多くのメカニズムをもって、放射線に対抗する。アシュワガンダーに含まれるウィザノリド、ウィサフェリンA、ラクトンは、放射線中毒から身体を保護することが明らかになっている。アシュワガンダーは、骨髄細胞を増強し、白血球減少症を軽減することができる。アシュワガンダーは、致命的ではない量のガンマ線を照射したハツカネズミの、多染性赤血球に対する正染性赤血球の比率を増大させた。

○ターメリック:ターメリックとその成分クルクミンは、放射線と放射線症から人類を守ってくれる何十ものメカニズムをそなえている。ターメリックは、器官のレベルだけではなく、染色体レベルで、われらを保護してくれる。特筆すべきメカニズムのひとつに、キナーゼ活性とNF-kBを抑制があげられる。

○グドゥーチー(Guḍūcī,イボナシツヅラフジ):グドゥーチーは、遊離基の始末と金属キレート化によって、放射線障害を抑制する。

○アームラー(Āmlā,マラッカノキ):アームラーは、ガンマ線を含む放射線障害を改善し、染色体をも守ってくれる。この放射線に対する効果は、血液の浄化と内部成長的な抗酸化物質の育成によるものである。

○トリパラー(Triphalā,ミロバランノキ・セイタカミロバラン・マラッカノキの「三果」):トリパラーは、大量のガンマ線を照射したハツカネズミの死亡率を60%に縮小した。ガンマ線は、キサンチン・オキシドリダクターゼの増加と、スーパーオキシド・ジスムターゼの減少を招く。そうしたハツカネズミにトリパラーを投与すると、重要な酵素と内部成長的な抗酸化物質のレベルが回復したのだ。健康的なアポトーシスのメカニズムを増強させることも、トリパラーのもうひとつの特徴である。さらにトリパラーは、放射線中毒の多くの症状を改善する。

○クトゥキー(Kuṭkī,コオウレン)、ブーミ(Bhūmi)、プナルナヴァー(Punarṇavā,オシロイバナ科ベニカスミ):これらの肝臓生薬は、何十もの抗酸化メカニズムを駆使し、またSODやグルタチオンなどの内部成長的な抗酸化物質を増大させることによって、イオン化放射線からわれわれを守ってくれる。

○ベール(Bel,ベルノキ):ベールによる遊離基の除去および、GSHと抗酸化酵素の増加は、放射線によって引き起こされた脆弱な核形成から人間の末梢血リンパ球を守る重要なメカニズムであるように思われる。

○シャターヴァリー(Śatāvarī,クサスギカズラ):シャターヴァリーは、フラボノイド、オリゴ糖、アミノ酸、硫黄を含む酸、ステロイドのサポニンをそなえた多くのメカニズムをもって、放射線に対処する。

■トゥルシーの奇跡的なまでの効果
Baidu IME_2013-2-6_14-29-21

                                   マクロファージ


          (図3) 造血幹細胞の系統図
      Source:http://en.wikipedia.org/wiki/Hematopoietic_stem_cell

トゥルシー(Tulsī,ホーリーバジル)は、放射線によって引き起こされた骨髄の染色体損傷を改善する。この能力の一部は、グルタチオンおよび、他の内部成長的な抗酸化作用を調整する力に由来する。
トゥルシーの主要分子のひとつウルソル酸は、放射線によって引き起こされた活性酸素および脂質過酸化反応をいちじるしく抑制する。

トゥルシーには、オリエンチンやビセニンなどのフラボノイド、抗酸化に効力のあるその他の分子も豊富に含まれている。トゥルシーの能力は、肝臓や、とくに骨髄を保護することを含めて、系統的である。
トゥルシーの骨髄を保護するパワーは、まことに重要かつ深遠なものである。骨髄中の血液生成のおおもととなる細胞——すべてのリンパ細胞、赤血球、ほとんどのマクロファージおよび他の免疫系細胞を生み出す細胞だ——の回復と再生を促進するのだから※。図3は造血幹細胞の系統図であるが、トゥルシーはまさにこのシステムの崩壊に挑戦する。

     ※じっさい、多くの人々が、こうしたトゥルシーの作用と使用に対する特許を得ようとしている。

大量のガンマ線を照射されたハツカネズミを、骨髄と消化器の不全による死から生き長らえさせた2つの水溶性フラボノイド、オリエンチンとビセニンがトゥルシーの葉から発見された。それが数時間であったとしても、トゥルシーが投与される以前に比べると、最善の結果といえるものであった。
遊離基の始末も、トゥルシーの保護メカニズムのひとつであった。

オリエンチンとビセニンは、コバルト60イオン化放射線による致命傷やリンパ細胞周辺の染色体異常に対しても大きな効果のあることがわかった。

トゥルシー抽出物の抗酸化または抗染色体異常誘発活性作用もまた、われらを守る武器のひとつである。トゥルシーの水抽出物(濃厚な煎液を乾燥させてパウダーにしたもの)とアルコール・チンキの両方を、高レベルのイオン化ガンマ線に曝されたハツカネズミに与えたところ、ダメージからの回復が確認された。水抽出物はより有効で、照射の前後数日にわたって投与したところ、ひじょうに大きな効果が現れた。

トゥルシーの水抽出物が、高レベルの放射性ヨードを受けたハツカネズミの内分泌腺と消化腺を保護した、という別の研究結果もある。
ヨウ素から発せられるイオン化放射線は、過酸化脂質によって甚大なダメージを引き起こした。しかし、前もって投与されていたトゥルシーは、過酸化脂質をいちじるしく縮小し、肝臓のグルタチオンと他の内部成長的な酵素を健康的なレベルにまで回復させたのである。

多糖性のトゥルシー抽出物が、イオン化ガンマ線を受けたリポソーム脂質(細胞脂質のモデルになるもの)とプラスミドDNA(染色体 DNA 以外の細胞質 DNA)両方の酸化を防ぐことも証明された。
DNAにはみずからを修復する機能を有しており、それが人類を繁栄させる一因になったことは再三述べてきたが、プラスミドDNAにそうした力がそなわっていないことに注意していただきたい。つまり、通常のDNAよりもはるかに無力な存在で、回復はより困難なのだ。ここでのメカニズムは——

◦超酸化物や過酸化水素のごとき活性酸素の除去
◦活性酸素を泉のように発生させるキサンチンオキシダーゼの抑止
◦ガンマ線によるマウスの脾細胞(脾臓を起源とする白血球)の細胞死の防止

である。

DNAがイオン化放射線などのストレスによってダメージを被るとき、その損傷の程度は、小さな「情報」交換のエラーからDNA鎖の完全な破壊まで、多様である。
そして、DNA損傷を防止し、ダメージを受けたDNAを治療する方法も、豊富にある。

下の表は、DNA損傷を、●・■・▼、○・□・▽で示したものだ。
黒は、イオン化放射線の強い照射を受けたときのダメージの度合い。
白は、イオン化放射線を受け、しかしトゥルシーを投与されたときのダメージの度合い。
すべての場合において、トゥルシーが放射線によって生じたDNAと染色体の損傷の程度をいちじるしく軽減させていることに注意していただきたい。

この研究は、生きたハツカネズミの骨髄をもちいて行われた。トゥルシーは人間のDNAと染色体にも同様の、大いなる恩恵を与えてくれるであろう。その効果は、トゥルシーの抗酸化作用と、内部成長的な抗酸化物質を底上げする能力によってもたらされるものである。
くり返すようだが、トゥルシーはわれわれの内なるバランスを保ってくれる何十ものメカニズムをそなえている。それらが一つに合流するとき、この驚異的な同盟者の幅ひろい支援活動は、さらに勢いを増すであろう。

■生薬のさまざまな効力

これまで見てきたように、イオン化放射線からわれらを守ってくれる多くの生薬がある。放射線疾患にも多くの様相がある。このセクションでは、これらの放射線防衛軍のおもに二次的な支援活動を、いくつか紹介したい。

鎮吐作用
イオン化放射線との接触は文字どおり吐き気を催すものだが、ツボクサ、ほとんどのミント、ショウガなどの放射線防衛生薬には鎮吐作用もある。

抗炎作用
抗炎作用は、生薬がイオン化放射線によるダメージを防ぎ、変成疾患を治療・予防するための、主要な手段のひとつ。トゥルシー、ターメリック、グドゥーチー、ジャンブラ(Jambula,ムラサキフトモモ)、アシュワガンダー、シーバックソーン(グミ科の植物)、エゾウコギ、カンゾウは、抗炎作用をふくむ放射線防衛生薬である。これらの生薬は、内服されるほか、軟膏として外用すると、放射線による火傷を癒してくれる。この場合は、フラボノイドを豊富にふくんだシーバックソーン・ベリーがとくに勝れている。
ここで、古代インド叙事詩『ラーマーヤナ』に、
「ラーマとシーターとラクシュマナがチトラクータの森に暮らすことができたのは、まさにこのフルーツの恩恵であった」
ゆえに、のちに「神々の果実」の名で呼ばれることになる——と語られるジャンブラに注目したい。この記述は、生薬が健康に役立つだけでなく、ジャンブラが「内なる神」をはぐくんだごとく、人間の進化にも寄与することを示すものである。
人類の進化はDNAに負うところが大きい。生薬は、そのDNAを守護し、そのポジティブな進化をうながしてきた。『ラーマーヤナ』は、そのことをわれわれに再確認させてくれる※。

※二大叙事詩『ラーマーヤナ』と『マハーバーラタ』には、現在のわれわれにも有益な、
生薬およびアーユルヴェーダにかんする洞察が無数に語られている。

抗菌作用
人類は、植物たちとずっと共存してきた。植物にはカンジダやバクテリアも棲みついている。われわれは、かれらと折合いをつけることができた。しかしながら、イオン化放射線は、バクテリアを腸から全身にはびこらせ、深刻な伝染病を蔓延させる怖れがある。
トゥルシー、ミント、 ターメリック、ハリータキー(ミロバランノキ)、ジャンブラ、ニガヨモギは、強い抗菌作用を有する放射線防衛生薬である。

造血作用
新しい健康的な血球をつくる能力を破壊する——これは、イオン化放射線がわれわれを壊滅に追いやるための、おそらくもっとも迅速で、もっとも系統的なやり口である。われわれの栄養、酸素処理、免疫、生理のすべては、煎じ詰めれば、われわれの造血前駆細胞——赤血球から食細胞、T細胞にいたるあらゆるタイプの血球をつくりだす幹細胞——の健康に依存している。
ゆえに、イオン化放射線に曝されたとき、特に、すでに慢性病や疾病一般をかかえている者にとっては、その脅威から身を守り、さらに血液をつくり再生してくれる生薬は、ひじょうに重要な存在となる。
造血(英語のhematopoiesisは、ギリシア語のheama「血液」・poeisis「造る」に由来)を支え、幹細胞の健康を援《たす》けてくれる生薬は、アーユルヴェーダの伝説の処方、カーヤーカルパ(Kāyākalpa)※を想起させる。それは、真っ暗な空間のなかで6か月、ほとんどアームラーのみを食して暮らす、というものだ。
カーヤーカルパのあいだ、身体の深奥である幹細胞、そして全身がベストの状態になる。慢性病も老化も拭い去られる。何世紀も生きているヨーギンは、60年ごとにカーヤーカルパを遂行する。

※混乱を避けるために、
ユニークなクティー・プラヴェークシャナ(Kuṭī pravekṣma)技術を備えた伝統的なカーヤーカルパが、
こんにちアーユルヴェーダ医師によって世界中で行われているカーヤーカルパとは
異なるものであることを注記しておく。

カーヤーカルパの主薬であるアームラーは、造血剤としても使用される。
血を造り、浄め、循環させることで知られるターメリックは、造血生薬リストの上位に位置している。
このリストには、トゥルシー、グドゥーチー、トリパラー、カンゾウ、スピルリナ、チョウセンニンジン、シーバックソーン、プナルナヴァーなどが並ぶ。
プナルナヴァー(Punarṇavā)の“punar” は「再び」、“navā”は「生まれる」の意。ほとんどの人は、
——この生薬は、腎臓と肝臓の機能を再建するがゆえに「再生」と呼ばれるのだ
というであろう。
すべての血球の「再生」を強く支援してくれる生薬同盟に、われわれは深い感謝の念をいだいている。西洋科学もやがて、これに気づいてくれることだろう。

免疫調整作用
免疫系の最適化を支えること、病原体と毒素を中和すること、アレルギー反応を生み出さないことは、放射線防衛生薬の重要な役割である。この論文において、これまで紹介した生薬のほとんどすべてが免疫調整剤である。

抗酸化作用
イオン化放射線や深刻な疾病に対処する生薬の処方が何千と、いや、4桁が大袈裟であるというのであれば、少なくとも何百はある。そして、治療のすべてのメカニズムには、われらが生薬同盟ではすでにお馴染みの抗酸化分子が含まれている。
たとえば、アポトーシス(細胞のプログラムされた死)は、イオン化放射線から身を守るための、われわれの主要な方法のひとつである。身体は、アポトーシスによって、酷いダメージを被ったDNAをかかえる細胞に、
——そのダメージが、身体の能力や生薬の修復力の限界を越えて広がることはない
と約束する。
活性酸素は、多くの場合、アポトーシスを妨げる主因となる。ゆえに、われらが生薬の何百もの抗酸化作用の真価は、これらの危険な活性酸素を消し去ることにある。
私は、そうした民俗薬のひとつでありながら、抗酸化作用を持っていない生薬にお目にかかったことがない! 葉緑素さえものが抗酸化物質なのだ。

抗酸化は、以下の分子と方法によって達成される。

○トリパラーのタンニンやとトゥルシーのフラボノイドのごときフェノール樹脂(水素と酸素を備えたカーボン・リング)
○葉緑素やターメリックのクルクミノイドのごとき窒素性複合体
○ケイルのルテイン、トマト中のリコピン、ニンジンのカロチンなどのごときカロテノイド(炭化水素)
○アスコルビン酸のようなビタミン

有機的に、大切に栽培され、責任を持って処理されたすべての生薬は、こんにち世界中で食されているスタンダードな食事と比べると、ひじょうに高い抗酸化作用を示すことであろう。
かれらの薬効を享受するいちばんの方法は、ティーとして、カプセルにして、料理や飲料に混ぜて、日々摂取することだ。一度にたくさん消費するよりも、少しずつ頻繁に摂りつづける方がよい。

■要約

多くの科学者が、「放射線のセーフレベルなどない」と述べている。それは「痒くても、皮膚を掻かなければ、引っ掻き傷などできやしない」(お手上げだ)と云っているようなものだ。かれらのコメントは非常に誤解を招きやすい。
われらが身体と母たちは、引っ掻き傷を治す方法を知っている。
自転車に乗って転倒しても、腕を折ったりすることがある。が、われわれには、折れた腕を治す方法がある。イオン化放射線は、たしかに致命的なダメージを負わせることもある。が、われわれは、放射線から身を守る能力を有している。身の内の免疫力、DNA修復力として。身の外の生薬同盟軍として。
アドリシュタ(不可視なるもの)の光に、目を眩まされないようにしていただきたい。

さて、私は、以上を要約して云いたい。
たしかに、放射線は危険で、恐ろしい。しかし私は、福島の三重の災害(地震・津波・原発事故)以来、世界にはびこるすべての恐怖と悲観主義に対し、あえて、それとは異なる、より明るい、より希望的な、より力強いスタンスを取りつづけていたい。アーユルヴェーダによると、恐怖に打ちのめされ萎縮した心は、あらゆる支援を拒否して、心身を根っこから腐らせる業病《ごうびょう》のひとつである。

私の楽観論には、科学的な裏付けがある。が、それよりも、環境に順応し、みずからを治し、健康を実現するわれわれの心と霊魂と生薬のパワーの直截《ちょくせつ》の経験に由来するものだ。

イオン化放射線の話題は、生態系を考慮した医療に対する関心をうながす契機となるものである。 こうした医療は、われわれの環境・生態系・コミュニティを立て直すと同時に、みずからを治すヒーリングの人文科学である。
生態系を考慮した医療は、西洋に紹介されて20年、いまだ表面をなぞっているにすぎないが、しかしそれは、自己(アートマン)との調和をはかる生命の科学、アーユルヴェーダの一部でありつづけた。
私はこの記事を、愛と敬意をもって、ホモ・サピエンスの失敗《しくじり》によって苦しむ何百万もの種の、何十億ものメンバーに捧げる。

私は、ここで説教じみたことを云いたくはないが(多くの方々が苦しんでいることを知っているからだ)、われわれの生活と関心の5%を、このかけがえのない惑星とより調和して生きていくことに費やすことを提唱したい。
その方法のひとつは、われらが生薬同盟を保護し使用することである。それは、われわれの健康のためだけではない、われわれの進化のためでもあるのだ。ホモ・サピエンスにさらなる進化を期待するのであれば、われわれはこの良き地球とつき合っていくための知恵をはぐくまなければならない。
(伊藤武訳)

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ジャンル:ブログ

コメント:

イエガ―さんは私の友達ですが~

イエガ―さんを知っているんですか?
私も福島市にアメリカから帰国して東京都から松平 勇雄知事に導かれて福島市に来ましたが苦労をしております。
イエガ―さんの研究論文も翻訳してセミナ―を開催しても福島市の人たちは来てくれません。総理大臣夫人の安倍 昭恵様も応援しているのですが。

イエガ―さんは私の友達ですが~

イエガ―さんを知っているんですか?
私も福島市にアメリカから帰国して東京都から松平 勇雄知事に導かれて福島市に来ましたが苦労をしております。
イエガ―さんの研究論文も翻訳してセミナ―を開催しても福島市の人たちは来てくれません。総理大臣夫人の安倍 昭恵様も応援しているのですが。
アメリカ政府のワシントンDCの商務省に20年間働いて帰国していますので日本政府よりも情報は良く知っているつもりです。
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