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ほの見えたヨーロッパ馬肉騒動の構図 世界的な経済不況・食料価格高騰・スーパーの安売り競争

2013.02.21 06:35|健康・病気・医療
農業情報研究所さんより転載


ほの見えたヨーロッパ馬肉騒動の構図 世界的な経済不況・食料価格高騰・スーパーの安売り競争


ヨーロッパの馬肉入り牛肉製品スキャンダルの構図、あるいは背景がほの見えてきた。一番の後景にあるのは、08年の世界金融危機に端を発した長引く世界的経済不況世界的な食料価格高騰、そして小売市場をほぼ完全に支配するに至ったスーパーマーケットチェーンの生き残りをかけた安売り競争だ。

 このスキャンダルについて誰もが抱く疑問は、混入したのが豚肉・鶏肉等々ではなく、何故”馬肉”なのかということだろう。これに関しては、2月13日付のフィナンシャル・タイムズ紙の記事がヒントを与えてくれる。

それによると、経済不況で馬を持ちきれなくなった欧米諸国の馬主が持ち馬の大量処分に乗り出した。

 アイルランドでは昨年、2万5000頭の馬がと殺場に送られた。2000頭だった2008年に比べて10倍以上の増加だ。アイルランド・サラブレッド育成協会が、持ち切れなくなった馬を野に放置するのではなく、登録と場に送り、人間的に処遇せよと勧告した。それでと場に送られる馬が急増した。こういう馬が食料チェーンにはけ口を見出しているかもしれないと疑ったアイルランド食品安全庁(IFSA)は昨年11月、肉製品のDNA検査を始めた。この検査でテスコが販売しているビーフバーガーから馬肉のDNAが見つかった。それが今の大騒動の発端となったわけだ。

 アイルランドだけではない。2012年、イギリスでも過去3年の2倍となる9000頭がと殺された。アメリカでは毎年10万頭がと殺される。GAO(米国政府監査機関)によれば、2011年には放置される馬が急増した。景気後退と馬のと殺禁止で、2010年、と殺のためにメキシコとカナダに輸出される馬は13万8000頭になった。こういう動きは、イギリスの競走馬産業にも広がっている。

 こうしてと殺された馬はどこへ行くのか。イギリスの”世界馬福祉チャリティ”は、「馬の貿易とと殺を規制し・肉が食料チェーンに入らないように保証するために使用されるパスポートシステムの濫用が広がっている。価値の低い動物の貿易が急増してきた。これは闇の世界だ」と言う。

 Horse cull by cash-strapped owners,FT com,2.13
Woes drive rise in horse slaughter,Finacial Times,2.13,p.4

 こうして有り余る馬肉が、スーパーの低価格納入の要求に応える納入業者、そしてまたその納入業者・・・の中にはけ口を見出して不思議ではない。その実情は、まだ氷山の一角しか分かっていない。2月12日、イギリス食品基準庁と警察は、西ヨークシャーの二つのと場の捜査に入った。ケバブ(シシカバブ)用、バーガー用牛肉と称して馬の枝肉を食肉会社に販売したに違いなという。 

フィナンシャル・タイムズ紙は、今回の騒動の真っ只中にあるルーマニアから馬肉を受けとったとされるオランダ企業の社長が、2012年1月、南米産の馬肉をドイツの牛肉と表示してフランスに再販売したとして、オランダ裁判所から少なくとも9ヵ月の懲役刑を受けていたとすっぱ抜いた。

 FSA raids meat plant involved in alleged supply of horse meat,FSA(UK),12 February 2013 
  Dutch horsemeat trader convicted in 2012,FT.com,2.14

  スーパーは、牛肉製品に馬肉が含まれるとは知らなかったと言う。しかし、食品原料価格が高騰するなか、低価格納入要求が品質低下につながることも知らなかったとすれば、それが今陥っている危機から脱出する方法は見つからない。恐らくは国境を越え、全食肉製品にまで広がるこの問題は、公的機関の検査と規制の強化では解決できない。自分に罪はないと言うのではなく、問題の根源は自分にこそあると自覚すべき ではなかろうか。

 そうであれば、日本もヨーロッパの馬肉騒動を他所事と見過ごすわけにはいかない。それは、どこでも、どんな商品でも起き得るからである

 フィナンシャル・タイムムズ紙は、米国自動車産業は2008年以前にクライスラーとGMの破産につながった同様の危機を経験したと指摘する。このとき、これらメーカーは、自分のコストを引き下げるために部材納入者に価格切り下げを強要した。その結果、低品質の車を安く売らねばならない羽目に陥った。逆に日本メーカーは、安売りよりも革新と品質を強調、納入者と協調的で長期的な関係を保った。結局、アメリカ企業もその後を追うことになったという。

 Perils of supermarket cost-cutting machines
,FT.com,2.14

 

テーマ:伝えたいこと
ジャンル:ブログ

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